皆様こんにちは
唐人売買センター小林でございます。
今回は地価公示についてご紹介させていただきます。
地価公示とは、地価公示法第2条第1項の規定に基づき、国土交通省土地鑑定委員会が毎年1回(1月1日時点)標準地の
価格調査を実施するものです。
都道府県が行う地価調査(7月1日時点)と併せて一般の土地の取引価格の指標となるほか、
公共事業用地の取得価格算定等の基準となるものです。
令和5年の地価公示 特徴的な動き
(1) 県全体の地価の対前年平均変動率は、全用途で9年連続の上昇。
全用途(R4)3.5%→(R5)4.6%
(2) 用途別では、住宅地の対前年平均変動率は9年連続の上昇、商業地の対前年平均変動
率は8年連続の上昇。
住宅地(R4)3.2%→(R5)4.2% 商業地(R4)4.1%→(R5)5.3%
○福岡市及びその近郊において、全ての用途で引き続き上昇。
・福岡市博多区・中央区・早良区において、住宅地の上昇率が大きく拡大。
(博多区:(R4)10.8%→(R5)12.9%、中央区:(R4)7.4%→(R5)10.4%、早良区:(R4)5.5%→(R5)7.6%)
・福岡市城南区において、商業地率が大きく拡大。(城南区:(R4)7.8%→(R5)11.8%)
・福岡市近郊の交通利便性に優れた市町では住宅地、商業地の上昇率が拡大。
(3) 工業地では対前年平均変動率は7年連続の上昇。堅調な物流用地需要を背景に、一部
の市町では、引き続き高い上昇率を維持。工業地(R4)6.2%→(R5)6.6%
不動産の売却・購入の参考として頂ければ幸いです。
次回も皆さまのお役に立つ情報をお届けできればと存じます。